今までで一番

実家に帰った時、おとうさまがわざわざどっかちょっと遠いところまで行って買ってきてくれました。柿の葉寿司。うちの家族が柿の葉寿司大好きなんで、遠出してくれたみたいです。感謝！
父曰く、「この辺で一番おいしい」とのこと。ふーん、と話半分に聞きながら食べてみると、あ、これおいしいやん！　やわらかく握られたほの甘い酢飯、ちょっぴり生感が残る鯖、柿の葉の香り。。。ほわ〜んとやさしい味です。私は酢の物が嫌いで鯖寿司も最近やっと楽しく食べられるようになったばかりですが、この柿の葉寿司はめっちゃ幸せに食べられました。いろんな柿の葉寿司あるけど、今んとこ、これが一番おいしかった。ええわ〜、これおいしいわ〜って、実家では一箱あっという間にカラになりました。

この柿の葉寿司、和歌山県かつらぎ町の四郷（しごう）というところのものみたいです。（パッケージにも「四郷　串柿の里」って書いてあった。。お寿司に必死で包み紙なんて全然見てなかった。笑）　そういえば、妹がこの辺りで働いてた時、四郷は串柿の産地なんやでー、って話聞いたっけ。昔から串柿で生計を立ててる地域だったから、柿のシーズンには家族総出で一日中串柿作ってたとか。串柿は外で干さないといけないけど、雨に濡れると駄目になるから、夜も交代で誰かがずっと起きて天気を見張り、雨が降りそうになったら家族全員たたき起こしてすぐに串柿を室内へ移動させてたらしいよ、って妹が言ってた、ような記憶が。。。間違ってたら教えてください。

根性すわった、柿と共に生きてるようなところの柿の葉寿司やからおいしいんかな。
東京では手に入りません。また今度実家へ帰った時のお楽しみやね！