美術館２つ

今週は休養重視週間。でもやること山盛り(; ;)。。。

行きたい展覧会がたまっていたので、今日は２つ行ってきました。新国立美術館の日展と、出光美術館の乾山展。対照的な展覧会で、どちらも満喫して参りました。おなかいっぱい夢広がる感じ〜。
お恥ずかしながら、新国立美術館は今日が初めて。ガラスの外観だけはテレビとかで見てましたけど、行って見ると中は木の板張りで暖かい感じ。ガラスも半透明の色やカーブが綺麗で優しい感じでした。もっとモダンでハードな所かと恐れて（？）いたのですが、全然そんなことなくて、初めて行ったけど初めてじゃないみたいなぬくもりを建物から感じました。黒川さん（美術館の建築家）てすごい！
日展の日本画は前より少しゆったりしたスペースに展示されてて、見やすかった。特にはじめの方の部屋（第一室付近）。絵の前に座れるのは、初めてなのでは？　日展はたくさんの絵が一度に見られるけど、その内で心に響いたり好き！って思えるのは最近少ない。それはひとえに私の好みが狭くなっちゃったからなんだけど、その分その気に入った数点の絵をじっくり見られるようになりました。椅子に座ってじっくり見たり、第一室に戻ったり。新美術館ではゆっくりウロウロできて前よりいい感じかも。。。
すごい人混みの後の出光美術館は静かで、癒し〜やった。光琳の絵と乾山の焼物が同時に展示されてて、あっちで垂涎、こっちで垂涎、もうめっちゃ幸せ〜！　ついでにコレ一個持って帰れたら最高なんやけどな〜なんて考えながらガラスケースにへばりついて眺めてました（ちょっと危険？）。緑の釉薬の中に白地のままの椿がぽん、ぽん、って残ってる向付とか、色絵の皿とか菊絵の鉢とか、もうサイコー。。溜息つきまくりです。おまけに、出光美術館って陶磁器の破片を収蔵してるんですね。中国の白磁青磁はじめペルシャやスコータイの焼き物の破片をめっちゃ近くで見られる。（今日初めて知りました。。）で、こっちの方もかぶりつき。。。さすがにちょっと疲れたので、展示室横のソファーでゆったり座って、サービスのほうじ茶飲みながら皇居と日比谷の夕暮れを眺めて一休み。落ち着く。。。
二つの展覧会でたくさんいいもの見られて、いい充電できたかも。今夜はこの余韻を楽しんどこうっと。