激動の一年

今年はいろいろと変化の大きい年でした。
仕事辞めて、子供産んで、育児に追われて。。。妹が「子供産まれる前と後では別世界」と言っていたけど、ホンマに本当だわと実感しています。子供はかわいい。日々の成長も喜ばしい。まあでも日々の生活に体力も精神力も消耗して、絵を描くということがとても難しくあります。子供を無事育てることというか命に対する責任の重さとか、半端ではない。毎日一歩一歩踏ん張ってなんとか乗り越えていってる感じです。
子供がいると、自分の小さい時はどんなだったかな、と思うことがとても増えました。必然的に、おじいちゃんおばあちゃんの事を思い出すことがとても多かった。自分が初めてコップから牛乳を飲んだ日の台所の風景とか。あの記憶が正しければ、私は子供用の高い椅子に座ってて、部屋にはおばあちゃんがいて、初めてコップから飲めたね〜とか言ってもらったような。日々何をして遊んでいたんだろう、と思い出せば、おじいちゃんと一緒に庭の黒い土をスコップでほじくり返してミミズをつかまえて、にわとりのコッコちゃんにあげたりした光景がうかびます。大根の白い根と、菜の花の緑の葉と黄色い花が黒い土の上にくっきりと見えてたなあ、とか。おじぞうさんにおまいりしたり、お風呂のかべに手形足形おしり形をつけて遊んだなあとか。色んな事が思い出されて、おじいちゃんおばあちゃんにとても会いたいと思った一年でした。
来年は無謀にもグループ展に参加します。子供がいて、絵を描いて、を生活になじませていきたいなあと思います。なにより、みんな無事に過ごせますように。
今年一年色々いろんなひとにお世話になりました。ありがとうございました。どうぞ良いお年を!!!