ドクダミの花

いま丁度きれいにドクダミの花が咲いてます。「ドクダミ」って、名前はなんかちょっと強そうというかえげつなそうというか、そういう感じですけど、花は真っ白で小さくて、かわいらしくて好きです。青みの強い葉に真っ白な花が栄えるんですかね。ちょっとした日陰にドクダミが群生してるところは今の時期ちょっとした見もの。白い素朴な花がぽっ、ぽっ、ぽっと浮かび上がるように一面に咲いてるのを見ると、立ち止まって見入ってしまいます。ま、田舎やとこういう風景、なんも珍しくなくてどうも思わヘんのでしょうけど、東京やとちょっとした緑とか野草とかが貴重で、愛おしく感じます。
家の庭は、二年前に引っ越ししてきたばかりの時はきれいに除草されてて、かなり殺風景でした。そこからある日ドクダミが一本、芽吹いてきたので、まあせっかく生えてきたんやしそのまま置いとこ〜、、ってほっといたら、二年間でちょっとした面積を覆うぐらいの群落に成長してくれました。んで、かわいい花を咲かせてくれてるんです。愛いやつめ! 庭に生えてる雪の下の花とシダと一緒に、竹を切って穴を開けた花入れ?に入れてみました。か、かわいい。。。庭に咲いてる花を部屋に飾る幸せを噛み締めておりまっす。
一年中何かしらの花が咲いてる庭を作って、一年中野の花を愛でられたら幸せやよなー。。ということで、せっせと花屋や野原から野草を仕入れては庭に植えております。咲く時期が短い野草は、お店で売ってる時期も短くて入手が難しいです。でも、気付いた時に花屋や野原に行って、その時々の季節の花を入手していけば、一年で一通りの季節の花が揃うはず。ということで、ちょっとした草むらにも獲物を狙う鋭い眼差しを向けてしまうこの頃です。野から調達する時は、なるべくタネで採集して育ててるんで、そんなにヤバいことはしてません。御安心を。えへ。