絹本ってすごい！

初めて絹本に絵を描いています。絹の薄い布に岩絵の具とか墨で絵を描いていくわけですが、これが、すごい。発色がめちゃめちゃエエんです。墨の色も綺麗に見えるし、なにより岩絵の具の色がすんごく綺麗に映える！　小さな写真では分からないかもしれませんが、思い通りの宝石のような緑青の色が出ます。ぼかしも簡単にできるし。感動的！　絹本大好き！！（かどうかは、作品が出来上がってからにしようかな。）
薄い布に描くので、絵の具がのってないと当然向こうが透き通って見えます。ちょっとぐらい絵の具をのせただけでは半透明なままで、それはそれで綺麗なんですが、なんていうか色が浅くて深みが全然ない。。鮮やかさと深みの両方を求めていけるのか、それとも両立は無理なのか。絹本ってば仕上がりがどうなるのか全然想像がつきません。でも、きっといい絵にしてみせる。（と自分に暗示をかける。）
風邪ひいてしまって、熱が下がりません。目に熱がこもって辛いです。しかし締め切りは待ってくれない。描くしかない。千住博は著書の中で「毎日絵を描く。風邪をひいても描く。絵を描いて風邪を治すぐらいのつもりで描く。」みたいなことを言ってましたが、なんだかそれを実行しているような。。いや、風邪のときはできれば休んだほうがよかろうと思うのですが。頭がぼーっとしているので、休んだほうがいいのかどうかも判断できまへん。とりあえず、ちょっと休んどこ。。。