買っちゃった

umegasane2006-02-05

去年扱い方を習った金箔を、ついに自分の作品で試す時が来ました! 
まずはちょっぴり。蓮の花のおしべの先端部分に、絵の裏から金箔を。。金砂子をふりかけようとしてはたと気がつく。うちには砂子を作る道具がない。。
とりあえず、ここはほんの数センチにちょっとだけ金を振りかけたいだけだったので、小さな金網の上に金箔をおいて手持ちの筆でこすってみることに。すすす、と筆を金網の上で動かすと、金箔が細かい砂子になってはらはらと、、、落ちてこないし。あれー?? 砂子を習った時には、なんか筆をちょっと動かしただけで金粉がはらはらと落ちてきたのに。筆でもっとがしがしと金網をこすると、やっと金粉がちょびっと落ちてきました。
。。。なんか違う。
そう、砂子を作るには砂子筒という、専門の道具が必要なのでした。竹の筒に金網を取り付けただけ、かもしれないし何か専門的な技術が隠れているのかもしれないけど、とりあえずこの竹筒を買いに上野の喜屋さんに出かけました。砂子筒と、箔を細かく砕くための筆と、銀箔を購入。家に帰ってから早速試しに銀の砂子を作ってみました。
砂子筒の先からふわりと漂う銀砂子。静かな光の銀の粉が絵の上に落ちていく。めっちゃ綺麗ー!!
去年、箔の扱いを習うまでは、金箔銀箔なんて全く興味がありませんでした。砂子筒を買うまで好きになるとは。習ってみるものですね。箔は光が強いので、下手に使うと作品を台無しにしてしまうと聞いていたので、敬遠していたのですが。。作品を生かす箔使いをマスターできるよう頑張りマス。