通り道で

フキノトウ（蕗の薹）がにょきにょき伸びてます！　どこの田舎の野原ですか？って感じの風情ですが、めちゃめちゃ都区内の、大きな通り同士の交差点の脇です。すぐ前の道をトラックもタクシーもばんばん通っているのに、ここだけまるで山里の野のような寂れ方、いえ、侘び方？で。。。淡い黄緑色のフキノトウが何本も並んでいるのを見ると、田舎の裏山やよく行った野原を思い出します。そういえば家族総出で蕗を採りに行ったこともあったなあ。まだあの場所にはフキノトウがいるのかしら。。都市の真ん中でこんなに頑張ってるフキノトウがいるのに、田舎の野原が開発され、たくさんの野草が無残に消えていくのは寂しい限りです。。
なんてことを、澄んだ黄緑の春草を見ながらぼんやり考えました。