有り難いお言葉

9日から3日間、人物デッサンの授業がありました。裸婦やワンピース姿のモデルさんを一日中描きまくりです! ヌードのデッサンって初めてでしたけど、なんか照れたり見れなかったりしたらどうしようなんて心配は全くの杞憂で、すっごく集中して描けました。それもこれも、モデルさんが綺麗だったからかなあ。。4人のモデルさんが来てくれたんですが、4人ともすっごく綺麗な人ばっかりで幸せ! 去年の授業ではひとり、あんまりな方がいらっしゃったと噂に聞いたので、ちょっと不安だったんですが、これも杞憂やった。綺麗なモデルさんの、きれいな所をきっちり描きたい!という気持ちが自然に沸き上がってきた。ま、それと、キレイに絵が描けるかは別なんですけどね。「なんでこんなクソみたいな線しか引けないんだっ」って心の中で叫びまくり。人体って、少しでもデッサンに狂いがあると分かっちゃうんですよね。なんかおかしい、って。でもどこがどうおかしいかはよく分からない! 技術の無さを痛感できてしまいました。
で、今回の授業の先生はすっごく綺麗な女性を描く人です。こういう先生に習えるなら納得&安心&満足な感じ。この先生、授業中に「僕はこの言葉を大事にして絵を描いている。皆さんもこの言葉を心にとめて、絵を描いて欲しい。今は難しいかもしれないけど、そのうちに分かるようになりますから。」といって、一枚の紙を配って下さいました。紙には、
 「何年かかってもよいでしょう。
  自分を出そうとしないで
  みた感じを逃さぬよう心がけ
  自分の気持が出る迄奮闘するのです。
  そうなるとその都度違う表現となり
  いつの間にか一枚の葉っぱが手に入ります。
  一枚の葉っぱが手に入れば
  宇宙全体が手に入ります。」
と書かれていました。同じような事を、私の心の師匠の小林古径も言ってたような気が。。こういうことを私も心掛けていたので、なんだか心強いような嬉しいような気がしました。私にはまだ、最初の3行迄しかできてません。4行目まで実感できるためには、まだまだ修行が足りません。精進あるのみ、かな。