FROG!

umegasane2006-06-30

今日は、浅草橋から銀座、竹橋へと、ギャラリー&美術館巡りしてしまいました。おまけに美容院と歯医者とプールにも行きました。普段はできないことをぎゅっ!と詰め込んだような一日。。こういう日もあるんやなあ。
ギャラリーと美術館では日本画とやきものを堪能しましたが、中でも土田麦僊の「島の女」や小林古径の「玉蜀黍」、奥村土牛の鴨や上村松篁の雉は良かった。絵の前に立っていると、ずっとこのまま見ていたいとしみじみ思います。絵から離れるときには名残惜しくて仕方ない。ああ、私もこんな絵描けたらいいのになー。
国立近代美術館工芸館でルーシー・リーのやきものも見ました。すっばらしいです! なんでこんな形を作れるのっ!? この色をどうしてこんな風に使えるんだろうっ。繊細なだけじゃなくて、力強くもあり、とにかく美しい。。。炎天下に竹橋駅から汗かきながら坂道を延々登ってきたかいもあるってもんです。(つまり工芸館は駅から遠すぎると文句も言ってみたい。) 一生に一度でいいから、彼女の作った器、特にbowlで、お茶をいただきたい。あるいは、点ててみたい。かなりかなわぬ夢やな〜。でも、想像するだけでも幸せです。


と、手の届かない美の頂点たちとはその場でお別れしなければならないのですが、もっとお手軽な美なら自分の手元におくこともできます。銀座松屋のスペースで、とってもキュートなものを発見してしまい、即購入! アマガエル付き蓮の葉のお皿。(なんかこう書くとちょっと気味悪そう?) 美しい緑色の蓮の葉そっくりなまあるいお皿の端に、同じ緑色のちいさなカエルがちょこんと乗ってるんです。こりゃあもう文句なしに可愛い! ちょうどいい大きさの皿はみんな「売約済」の赤札が。。そりゃみんな欲しいでしょうねえ、私も欲しかったよ。代わりに、カップ&ソーサーを3組買いました。2組はあるところへ贈り、1組を持ち帰りました。家で箱を開けてカエルさんと再びご対面〜することのなんて幸せ! 家族の者にも好評です。カエルのおしりをなでてみたりして。。。ぐふふ。
この幸せを、ある所にも送ってみたのですが。果たして反応や如何に。。。