天国への階段

umegasane2007-01-28

ウズベキスタン旅行では、サマルカンドという都市に3日ほど滞在しました。一番印象深かったのがシャーヒジンダ廟群。現役のお祈り施設なので、地元の人たちがお参りに来て一生懸命お祈りしてたり。その横を観光客(私たち)がぶらぶら歩くのはちょっと気が引けましたが。
黄土色の土の丘から突然生えてきたみたいに青いモスク、土の建物が並んでる。土レンガの階段の向こうに青い青いタイルの廟が見える。これは映画のセットなのか、それともディズニーランドのアトラクションか?なんて安っぽい混乱をしてしまう程、なんかね、もう全然今までの人生で見たことないものだった。すんごい青いタイル。すんごいでかい建物。ずーっと続くレンガの街道。イスラム教の国って行った事なかったからモスクとかも初めて見たけど、こりゃあみんなイスラム教徒にもなっちゃうわ。めっちゃ天国行けそうやもん。丘のふもとから続く遺跡の階段は「天国への階段」って呼ばれてて、登りと下りで階段の数を数えて同じだったら天国へいけるんだとか。階段の数なんか数えてる場合じゃないほど遺跡は綺麗で、この階段登った先に天国があるような気にすらなりました。
廟の数だけタイル模様もい〜っぱい! 長方形のタイルの配置で模様を表した物や、タイルに模様が描かれていてそれを組み合わせた物とか、すんごい数の多様なタイル模様は、どれもこれもすごく綺麗。何百年も前に作られて、今なおこの鮮やか、この美しさ。このタイル模様が私にしみついたらいいのに、、って何度も思いました。