こんな家に住みたい

umegasane2007-02-22

河井寛次郎記念館に行ってきました。私は河井さんがどんな作品を作ってたのかとか全く知らずに記念館に来てしまったけど、彼が自ら設計して住んでいた家や工房を見たら、何となくどんな人なのか分かる気がした。太い梁、黒々とした木の箪笥や机、木を丸ごと彫って作った椅子、ごろっとした木彫りの狛犬型小物入れ、どれも実直な感じ。生活に根差した用の美なのかな。解放的で居心地のいい家には、サロンのようにひっきりなしにお客さんが来てたそうです。それ、分かるな。松井先生の家にも似た感じがあったよな。とか思いながら、寛次郎さんが使ってた勉強机に、彼と同じ様に座ってみました。使い込んだ木の机の天板を撫でたら、創作意欲が湧いてきた。かな!