天神さんの骨董市にて

昨夜無事東京へ帰ってきました。京都が恋しい。。
けど、今朝洗濯物を干しに庭に出たら、沈丁花のさわやかな香りにさあっと包まれました。東京の生活も捨てたもんじゃない。


昨日は25日。市が立つ日です。朝6時に起きてシャッターの閉まった商店街を走り抜け、天神さんの骨董市へ行ってきました。寒かった!
6時半という時間では、まだお店を開ける準備中なところが多くて、みんなばたばたしています。でも、お客さんらしき人が既にちらほら。。プロっぽい客(骨董屋さん?)が準備中のお店の店主と品物の値段や仕入れや売れ行きについて話し込んでたり。早朝の市はお昼とはまた違う雰囲気です。
先に本殿へお参りして梅園を見てたら7時になってました。今日も授業があるので、市にいられるのはあと30分。駆け足でお店を見て回ります。塗りのお汁椀を置いてるお店で足を止めました。木の箱にボロボロの和紙に包まれた朱色のお椀がちらっと見えます。古いんだか保存が悪いだけなんだか。「お椀はどれでも400円」らしいから、傷の無い綺麗なお椀を探して箱の中を発掘し、その場にあった中で一番綺麗な2椀を選んでふーと一息ついたら、店脇の台の上にちこちこ動くもの発見。鳥かごの中で小さな鳥が左右に体を振ってる! ぜんまいで動くのか、コチコチと古い時計みたいな音に合わせて小鳥は右へ左へ忙しく向きを変えてます。小鳥ってそう、いつも忙しそうに動くんだよな〜こんな感じに。で、惚れちゃったので、小鳥さんには東京まで来て頂く事にあいなりました。
いつ頃の何物なのか、お店の人は知らないらしく、尋ねても「時計ですね」としか言わなかった。(値引きもしてくれなかった。) 誰かこの小鳥さんの素性知らないかなー。メンテナンスもしていつまでも機嫌よく動いていて欲しいのに。ねえ、小鳥さん。