種間競争 棲み分けなし かく乱頻度低

なんだか小選挙区制度って、おっそろしーなー。と、選挙速報のすんごい結果を見ながらぼんやり考えてました。前回の郵政選挙も極端だったけど、今回もまあえらいこっちゃ。なんだか、棲み分けの無い2種間競争をリアルに観察しているような気になりました。生態学ではこーゆー状態では環境が安定的に維持できず生態系が激変、崩壊しちゃうんじゃなかったかしら。生態系が崩壊するのも恐ろしいけれど、政治が崩壊するのはなんてぇおっそろしー(高野口弁では「どえらいおっとろしよー」?)。
どこの誰が何やってくれてもいいんだけど、ちゃんと大局観持って現状把握して現実的な対応取って欲しいなあ。ハデな経済成長を前提としたプランとか見てると寒気がするし、埋蔵金1,2年で使い果たした後ノープランとかも本当に怖い。政党同士ちょこちょこぶつかって修正してより良い(時には悪い?)プランを作るぐらいが望ましいと感覚的には思うんだけど。変化は必要だけど、こんなに二者択一風の中で激変してしまったら排他的競争が激化して、協調とかできない状況がはびこって、長期的視野とか誰も持たなくなっちゃうんじゃ。。
「AかBか」の極端な競争じゃなくて、「Aに6、Bに4」「Aに3、Bに7」みたいな中間的状態を選択することはできないのかなあ。自分達が決めた制度で自らが激減しちゃった、ってのも皮肉だなあと思いつつ、そろそろ選挙制度見直したらどーだろーとちょっと思いました。