伊勢神宮 宇治橋渡始式

umegasane2009-11-03

今日はお伊勢さんの内宮へ。
伊勢神宮は20年に一度建て替えられているそうで(旅行前に初めて知った)、それに伴うように、内宮へ渡るための橋、宇治橋も20年に一度架け替えられるとのこと。その橋が架けかえられて、初めて人が橋を渡る20年に一度の儀式「宇治橋渡始式」が今日なのです〜。
様々な神事がとり行われ、雅楽の奉納などもあると聞いていたので、この日に合わせてお参りに来たのですが、、、すごい人。神事の間、橋が渡れなくなるので参拝者が橋の手前にどんどんたまっていくのは当然としても、とんでもない人数の行列が橋の前までぎっちり。橋を渡るまでに30分、正殿にお参りするのに20分ほど、並びました。。。ゆっくりお参り、という雰囲気ではなくて、お祭り状態。多分普段はもっと静かで怖いぐらい厳かな神社なんでしょうけれど、この日は参拝者でとっても賑やか。巨木が並ぶ広い参道があっけらかんとして見えました。
まあでも、渡始式の神事の場に居合わせることはできました。真っ白な正装の神官の長い行列や、渡女のおばあさんの衵(あこめ)、緋袴(ひはかま)、白被衣(かずき)姿は、いかにも神宮の神事らしくておごそか&豪華。杖をついて歩く渡女のおばあさんに旦那さんが手を貸したり、ずれた白被衣をなおしたり、こまやかに支えている姿が印象的でした。渡女さんが杖をつきながらちょこちょことした歩みで橋を渡ってくる様は、なんかちょっとよかった。