絵本 from 神保町

umegasane2010-01-22

昨日は病院で検診の日。ただ病院へ行って帰ってくるだけだとつまらない散歩量が足りないかと思い、ぶらり神保町へ。
学生の頃は理工学書の専門店にばかり通ってましたが、改めて見てみると色んな古本を扱うお店があるんですね。。美術書とか、浮世絵とか、絵本とか。目移りするけど、あまり長時間出歩くことはできないので、一つのお店にだけ立ち寄ることに。児童書の専門店です。
ちっちゃな店内に、棚はもちろんその手前にも床から積み上げられた本がびっちり並んでます。ぜーんぶ絵本と児童書。圧倒されてしかるべき数の本があるんですが、背表紙がひらがなだったりかわいらしい題名だったりするせいか、なんだかのほほんとした雰囲気が漂ってます。絵本をあまり読んでない私には見たこともない本がほとんどですが、たまに「ぶんぶくちゃがま」とかがあって、なごみます。。
子供には絵本をたくさん読み聞かせてあげよう、と家族とよく話していたので、気になる本をいくつか買いました。超有名な「しろくまちゃんのほっとけーき」とか松谷みよ子の本とか。今買うには早すぎると分かっていながら、秋野不矩が絵を描いている「うらしまたろう」。それに、表紙で一発KOされた「かちかち山」。とっても古いと一目で分かる本なんですが、うさぎとたぬきの表情が可愛いし、ほのぼのした雰囲気がいい〜。なにより色が綺麗! どのページも大正〜昭和のモダン版画のような色彩で、特にピンク色や黄緑色が現代モノではあり得ない独特の和風で、もう感動。。。つい買ってしまいました。

家に帰って家族に見せると、曰く「これは子供のためじゃなくて、自分の趣味用だよね?」
痛いところを突かれましたが、子供もそのうち読むようになるやん、とか、こういう色彩感覚を身につけて欲しいし、、などと言い訳しておきました。