初!煎茶会行ってきました

umegasane2005-11-05

東京渋谷の東急本店で後輩がお茶会するとのことで、行ってきました〜。お煎茶。
普通のお茶会はこの間参加したばかりですけど、煎茶のお茶会ってどんなものなのか、全然知りませんでした。ってか、煎茶ってお茶会あるんだ、、、と大変基本的なことが全く分かっていませんでした。そんな分かれへん状態の私が、お茶に対する興味ゼロの夫と、とにかく日本文化見てみたいスウェーデン人留学生のふたりを連れて、お茶会。。。まあ、なんていうか、珍道中ですよね。。
お茶会に参加してみると、客がやることは茶道とほとんど変わりはなくて、要するにお茶とお菓子をいただくだけでいいんですが、大きな違いは、煎茶は2回出てくる、ってことでしょうか。お煎茶をまず一杯いただいてから、お菓子を頂き、そうすると2杯目のお茶を目の前で注いでくれるんです。びっくり。。さらにびっくりは、お茶うまい。。。めっちゃうまい。。。本当においしかったです。一見普通のいつも飲んでる緑茶なんですけど、甘いというか、穀物系の旨味があるというか。。なんであんなにちがうんでしょうねえ! 
煎茶のお点前は、道具が違うので当然茶道とかなり違って見えました。やっていることの意味はきっと同じなんでしょうけれど(お茶碗を浄めるとか、温めるとか)。お煎茶のお道具はみんなとても小さ〜いので、まるでままごとみたいにちょこちょこ何かやってる感じで、お点前はかなりかわいいかったです。ちっちゃいお茶碗を3つ、てん、てん、てん、と並べたり、小さな茶托をきゅっ、と拭いたり。急須も小さくて手の中にすっぽりおさまっちゃうし。何もかもがキュートでした。
大変だったのは、珍道中の仲間にお点前を説明すること。スウェーデン人には日本語が通じません。日本語でさえ説明が難しい「会期(お道具の名前や種類の記録)」を、これは、えー、ティーカップで、これは急須、だからティーポットで、人間国宝のものってなんて言うんだか、えー、ベリーエクスペンシブ(大変高価)なのよ、なんて感じでよろよろと英語で説明しました。会期の中には読めない漢字もあって、これはなんて読むのか分からないって伝えると、「えーアンタお茶やってるって言うてたやーん」てなことを言われ、「違うスタイルの茶道やから分からへんねんっ」ってごまかしました。えへへ。夫は水差の青磁がとても気に入ったらしく、ずっと「あの青磁は良い、なかなかあんなんないで」と繰り返し言ってました。珍道中のメンバーもそれぞれお茶会を楽しんでくれたみたいで、ホッとしました。
いやー煎茶、奥深いです。。。またお茶会があったら行ってみたい! お茶、本当においしかった。。。