鳥を描いてます

umegasane2006-02-28

上野動物園不忍池へ鳥のスケッチに通い始めて5日目。動物園の年間パスポート(2400円。ちなみに大人の入場料は一回600円。)のもとはとりました。いや、そういうことが重要なのではなくて、えっと、水鳥の形がだんだんとれるようになってきました。やっと。。。
水鳥は動きが比較的少ないらしいですが、私が描こうとしている鳥、キンクロハジロは小さくてめちゃめちゃ元気。しかも、餌をあげると近くまで寄ってきてくれるけど、餌をめぐる激しい争いが繰り広げられてしまうので、とても絵に描ける状態ではありません。しかし、餌をあげないと遠くへ泳いでいってしまうのです。。ああ、もうっ! ゆったり水面に浮かぶ水鳥の姿が描きたいんですけどねえ。。難しいです。動くものを描く難しさと、思い通りのポーズにはなってくれないもどかしさと。


でも、鳥の絵を描こうと考えていると、絵のイメージがすごく膨らんでいくのを感じています。動物園には野生の水鳥だけじゃなくて(当然ですが)熱帯の鳥とかもいて、彼らの姿を見ていると、こんな絵が描きたいっていう衝動が出てきたんです。なんか、鳥を通して彼らの向こうにあるものが見えてくるっていうか。。。もともと鳥が好きで、熱帯とかも好きなんで、それらが合わさったものが嫌いなわけがない。10年以上前にオーストラリアのダーウィンカカドゥ国立公園(どちらもオーストラリア北部の亜熱帯地域。カカドゥは自然と文化の複合世界遺産。)へ行ったことがあるんですが、日本のスズメみたいにインコ?が町の中にいっぱい飛んでたのとか、国立公園内の湿原で大きな水鳥がゆうゆうと歩いている姿を今でもよく覚えています。こういう、今までに自分が見たことのある熱帯雨林や鳥のイメージが、ひとつの絵になって現れてきたような感じがします。壮大な絵のイメージが出てくることなんてそんなにあることじゃないだろうから、大事にメモっときました。んで、近い将来、描いてみようと思います。
その前に、まずは日本の小さな水鳥の絵を描かねば。北へ帰る前に!