珪藻土で和風壁塗り!

umegasane2006-05-04

障子が入った和室ですが、これで壁紙じゃなくて土壁やったらもっと雰囲気でるはず、、と思っていたので、今日はおもむろに壁を塗ってみようということになりました。いつもながら、思いつきで結構大胆なことをやっちゃいますね、うちってば。
思いつきでやるにはちょっとハードル高いかなー?って思いつつ、ドイトにお買い物に。珪藻土(薄い黄土色付き)を一坪分と土壁用のわら、小手(こて)2つ(家族2人分)、養生用テープと養生用シート、ゴム手袋を買って、お会計は6,000円。一日でどれぐらい塗れるのかさっぱり分かれへんけど、とりあえず一坪分塗ってみようってことで、マニュアル通りに一坪分とりあえず土を練りました。水2リットルをバケツに入れて、珪藻土を半分ほど入れて、ゴム手袋した両手でもみこむようにぐちゃぐちゃ。。。さらに5分の1ほど珪藻土を入れてかき混ぜ、また珪藻土を入れてかき混ぜ、を繰り返して練り、持ち上げると角が立つぐらいまで練ったら、30分ラップして置きました。私が握力がなくなりそうになりながら珪藻土を練っている間に家族の者は養生テープをべたべた張ってくれました。土練るのは結構力仕事なんやけど。。ま、いいか。
で、ついに壁塗り!です。バケツからとった珪藻土を油絵用の紙パレットに盛って、左手に持ちながら、右手で小手を持って、塗り塗り。。。ずさあーっと塗り広げたりぺたぺた押したり、おっかなびっくり塗り始めてみると、これが案外いける。みるみるあいだに塗り方のカンがつかめて、2人でこれはいける!とか言いながらせっせと壁塗りました。塗り方にかなり個性がでるみたいで、私はシャープな横線を出すように塗り、家族の者はすんごいボリュームと迫力あるマチエールを作り出し、隣り合わせの壁なのに表情が全然違う! 2人がそれぞれ1区画塗ったところで、この後どういう塗り方にするか協議の後、2人の塗り方の中間的な感じを目指すことに決めて、またぺたぺた塗って。。細かいところは油絵用の細いペインティングナイフを使って整えました。
結果、予想をはるかに超えて、めっちゃステキな土壁になりました。自分でもビックリの感動の仕上がり(それほどでもないかも?)です。もっと時間もかかって、上手く塗れなかったりいろいろ問題が発生して苦戦すると想像してましたが、昼に準備を始めて、夕方には1坪分塗り終わっちゃいました。私も家族の者も、油絵でナイフを使ったことがあるし、私は日本画で土塗りたくってるしで、2人とも壁塗りの基本的な動作を既に身に付けてたのかも? 職人さんに頼んだら10万円以上するって聞いていたので、部屋の半分塗って6,000円ならすごい安い! おまけに結構楽しい。「ここは私が塗ったんやで」とか「ここはいいマチエールになってる」とか、壁を鑑賞して楽しむこともできるし。
部屋の残り半分もこの調子で塗るぞー! また今度に。。。さすがにちょっと疲れました。