掛軸に感動

一目見て、すっごい綺麗!って感動しました。
うちのお教室では、時々関西から先生がいらっしゃってお稽古をつけてくれます。その時、季節にピッタリなお道具も持ってきてくださるのです！　時代のあるお茶碗とか、お軸とか。毎回私はそれが楽しみで、手に持てるものなら触れて、できればそれでお点前をさせていただいて、こっそり？堪能しています。お軸も毎回違うので、その度にじっくり拝見してますが、今日のお軸は凄かった。先生が軸をお床に掛け始めて、本紙が現れ、下の地が見えた時、お軸から光が出てるみたいに感じました。何のお軸か分からないけどお床に春が来たなー、って思った。お軸の天と地の萌黄色（写真には写ってません。すみません。）がすごく綺麗で、本紙の藍色の装飾、流れるような優しい文字。このお軸本当にいい、って思ったのは初めてとちゃうかしら。
江戸時代から長い時を経て今に伝わる美。私も１００年後まで残すだけの価値があるような美を見出したいなー。

庭の梅　本居宣長