庭でスケッチ

umegasane2007-03-09

庭に咲いた花を切れば家の中で愛でることができますが、あっという間に枯れちゃう。絵にすればずっと見られます。だから、お得?。
今日描いたのは、貝母(ばいも)。2月頃に野の花司で苗を買ってきたものです。買った時はまだ芽が出たばかりで高さも5センチぐらい。それが、私が京都に行ってる間に3倍ぐらいに伸びて、先週ぐらいからかわいい花が開き始めました。涼しげな姿は、夏の草みたい。ふんわり広がる花を見ているとなんだか紙風船を思い出します。
庭でのスケッチは、意外に大変。折りたたみ式の椅子を使うとやわらかい土に椅子の足がめり込み、すんごい傾いたり椅子の半分ぐらい土に埋まったり。。地面に直接座ると、お尻がしびれたり(しびれるのは足だけじゃない!)。寒い季節はこの上冷えるので、結構苦しいです。今日は日が出ていたので日なたはちょっと暖かいぐらい。沈丁花のさわやかな香りの中、機嫌よく描き始め、あったかいから外で描くのも気持ちいいな〜なんて優雅な気持ちでいられたのは10分ぐらい。そよ風が体温を奪い、冷えた地面がお尻から熱を奪い血行を悪化させ、30分ぐらいでわたしの体はかなり耐え難い状況に。ぶるぶる震えながら部屋に戻って、温まったりストレッチしたりして、また庭に出て、また部屋に戻って、を今日は3回繰り返しました。
地面に生えてるものをそのまま描くのが好きなので、どうしようもない。今日はよくお風呂で温まろうっと。