不思議。。

半年前から絵の教室に通っています。月曜の夜に3時間のクラス。紙に白黒で描く、ドローイングってのをやってます。
大方のカルチャースクールとは違って(と先生が言うので、そうなんでしょう。私は他の教室を知らないので。)描くものは各自自由。30人弱の生徒たちはF10号サイズの紙と鉛筆を持って来て、おのおの違うものを描きます。抽象の人、具象の人。風景を描く人、ネコを描く人。写真とかお手本を元に描く人、全くの想像で描く人。も、バラバラです。でも先生(油絵が専門)は、どんな絵を描いている人にももれなくアドバイスしていきます。かなり的を射てます。すげー。。自分の絵を描きながら、他人に先生がアドバイスしているのも聞いていると、すごくいい勉強になります。かなりぶっきらぼうな先生ですが、助言内容は熱がこもってることが多いかも。3ヶ月間限りのつもりで入った教室でしたが、先生の腕前?は信頼できると思ったので、ずっと続けようと思ってます。

今日は100号の日本画の下図(の下図)みたいなものを描いてみようと試みました。熱帯っぽい林の中で、2羽の大きな鳥が佇み、周りにいろんな種類の小鳥たちがいる風景、です。私としては、切実な感じが出るように3時間がりがり頑張って描いた、はずだったんですが。。。家に帰ってきて壁に立てかけて見てみると、あっけらかんとのん気な絵が目の前に。のどかっていうか何ていうか。。。あれー??です。何も見ずに描くと、私は独特ののん気な線とか絵とかを描くみたい。最近そういうことに気付いてきました。今日の絵にはまさしくその傾向が如実に現れています。自分が描こうとしているものと全然違う、不思議な世界を自分で描いてしまう。何とも不思議な感覚です。