展覧会三昧

今週は見たい展覧会がいっぱい! まず会期の短いものから順に見て回ることに〜。院展、日春展、鳥の展示。ポリシーがあるんだかないんだか。
春の院展、日春展はタダだし比較的小さな絵が並んでいるので、気軽に見に行けます。たくさんの日本画を一度に見られる上に、優れた作品が少なくないのでとってもお得(笑)です。これは好きとか、わあスゴイとか、色が綺麗とか、ぶらぶら見たい放題見ていられます。長時間ぶらぶらしていると、画家っぽい人と展覧会の委員らしき人が無防備に「この絵は賞とっていい絵だよ!なんで賞取ってないの?!」「いや、、賞って、色々簡単じゃないですから。。。」なんて話をしていたり。簡単じゃないんですね〜。。。それはともかく、好きな絵を見つけられるとすごく幸せな気分になれます。一方で、幸せな気分になれる絵、自分でもちゃんと描けるようになりたい、なんて思ったり。


鳥の展示はちょっと怖かった。剥製がずらり並んでいるのは、それだけでもちょっとコワイ。でも、ポーズを取っている剥製は、なんとなく生きている風というか鑑賞対象の美術品というか、なんか気がまぎれるのですが、引き出しの中にぎっしり、まっすぐに伸ばされて紙帯でくるりと巻かれた小鳥が「収納」されている様は、正直めっちゃグロかった。思わず「げえ!」って声が出ちゃった。。。一羽一羽、すごく綺麗な小鳥なのです。鮮やかな緑のインコとか、白黒まだらちゃんとか、くちばしの大きな熱帯の鳥とか。それが引き出しの中に大量に並んでいると、とたんに死体収集って感じが出ます。昭和天皇のコレクションというだけあって、珍しい鳥がたくさん見られましたが。。。家に帰ってから家族の者に展覧会の話をすると、「僕は絶っっっ対に行かないけどね!」と断言されました。確かに、泣く子とか、出るかもしれないです。要注意〜。