虫の声

昼も夜も絶え間なく聞こえていた蝉の声が、いつの間にか昼〜夕方にしか聞こえなくなってます。代わりに夜鳴いているのは、秋の虫たち。 
普通、秋の夜に草はらで虫の音が、、、なんていうと風情があって、なんとなくはかなげで可憐で、小さくりり、りり、、な感じだと私は思っていたのですが、千葉県柏市では全く違う。あれをなんという言葉で表していいのか分からないけど、間違いなく「激しい耳鳴り」に近い。。。「りー!」「わー!」「みゃー!」を同時に大音量で流し続けるとあんな感じかも? 3分で頭がおかしくなりそうな程、すごいです。地面から湧いてくる音って、こんなだろうか。
こんな中で、虫さん同士はコミュニケーション取れるのか? めっちゃ不思議です。求愛ソングとしての鳴き声も、あんな大合唱の中じゃかき消されてしまうと思うんだけど。。。「りー!」の中でも「コロコロ」の鳴き声ならまだ聞き分けられると思うけど、「りー」系の鳴き声は、ホンマに相手に認識されてるんかなー。どうでもいいけど気になる!

ちなみに昼の蝉も、アブラゼミよりツクツクホウシが多くなった気がします。あちこちの木から「ツクツクホウッシ」の鳴き声がするんですけど、「ツクツク」より「ホウッシ」の声の方が耳に届きやすいんでしょう。ぼうっと聞いていると、「ホウッシ」「ホウッ」だけが聞こえます。それがさらに「ホウィッ」「ホイッ」と抽出が進むと、林の中には「ホイっ」「ホイっ」と掛け声がこだましているように聞こえてきます。キレのいい声が、楽しい〜。